同じようなネクタイの結び方はもう飽きた？

ダルいと感じることもあると思いますが...。

しかし、その選択肢は？

すべてのノットが顔に合うとは限らない...。

頭が小さく見えるものもありますし...。

ありがたいことに、そこには ケルビン・ノット（Kelvin Knot）。

ケルビンノットは、ビジネスシーンや社交の場にふさわしい、覚えやすい結び方です。 ポイントカラーやボタンダウンカラーに最適で、小顔の男性に最もマッチしています。

ケルビンノットの結び方を知りたい方は、動画をご覧ください。また、以下のインフォグラフィックとステップバイステップガイドもご覧ください。

YouTube動画「Learn To Tie This Fun Knot」はこちらからご覧いただけます。

#1.ケルビンノット - 歴史と解説

ケルビンは、フォーインハンド・ノットに似た小さな結び方で、左右対称になるよう余分に回すのが特徴です。 結び方は「インサイドアウト」で、縫い目が外側になるように襟元に垂らします。 仕上がりは、ネクタイの太い端と結び目、そしてシャツの襟で縫い目が見えなくなるのです。

ケルビン結びは、熱力学の研究で知られる19世紀の科学者、ケルビン卿ウィリアム・トンプソンにちなんで名付けられた。 この結びはより近代的な発明であり、ケルビン卿が着用することはなかっただろう。初期の数学的結び目理論への貢献を称えて名付けられたのである。

ケルビン結びは、長さに余裕がなく、太めのネクタイでボリュームを出す必要がある場合に有効です。 非常に軽く細いネクタイで結ぶと、非常に小さく見え、着用者の頭を魅力的でないほど大きく見せることができます。

角ばったフォー・イン・ハンドよりも少しシンメトリーで、素早くカジュアルなネクタイの結び方をしたいときは、ケルビンを使います。

#2.ステップバイステップ - ケルビンノットの結び方

1. 縫い目を外側に向け、太い方を左にして、仕上げたい位置より2～3センチ低い位置で襟元に垂らします。
2. 太い方の端を細い方の下で左から右に交差させ、あごの下でX字になるようにします。
3. 太い方の端を結び目の前で右から左へ戻し、そのまま細い方の端に巻きつけて、結び目の後ろで左から右へ通す。
4. 次に、太い方の端を結び目の前で右から左へ水平に交差させます。 このときできる水平の帯の下に指を滑り込ませます。
5. 太い方の端を上向きに、襟元の輪の下に挟み込みます。
6. 太い方の先端を、Step4で作った水平の輪に通します（Step3で作った小さい方の輪は通しません）。
7. 太い方の端を横の輪に通して、結び目を固定する。
8. 片手で結び目をつかみ、もう片方の手で細い方の端を軽く引っ張り、ネクタイを締めます。

このプロセス全体を1枚の画像でカバーするインフォグラフィックをお探しですか？ この記事以外にはないでしょう。

さて、ケルビンノットの結び方はお分かりいただけたでしょうか？ 次は、様々なシーンやシャツのスタイルに合わせた新しい結び方を学んでみましょう。 ネクタイの結び方を18種類紹介する記事があるのをご存知でしょうか？